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構造塾

先日の火曜日に講座を受けに名古屋まで行ってきました。

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この一年2ヶ月に一度のペースで講座を受けに行っていました。
今回は1年目最後の講座。
今まで電車で名古屋まで行っていたのですが…最近電車の揺れで気持ち悪くなり講座に集中出来ない始末。思い切って車で行きました。快適♪

 

講座の内容はM’s構造設計様による「構造塾」という木造住宅の構造に関わる部分の勉強です。
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1回目の講座の際に
「まだまだ構造計算をしている工務店が少ない。
 耐震等級を取得するにはオプションになる工務店が多い。
 200〜300万円の車を購入する際、エアバッグ搭載は当たり前。
 エアバッグをオプションにしている車はまず無い!
 なのに2000〜3000万円もする家が耐震はオプションなのはおかしい!
 今後全国的に構造計算、耐震等級はどの会社も標準仕様になっていかなくてはいけない!」
という言葉が当たり前の事ではあるのですが胸に刺さりました。

構造を考えて間取りを作ると間取りに関する制約もかなり出てきます。
しかし、お客様の求めているものは
「理想・要望をすべて取り入れた不安定な家」ではなく
「理想・要望を可能な限り汲み取った丈夫な家」だと思います。

お客様からヒアリングした要望に対して出来る出来ないを判断して間取りを作るのが
家を造る者の役割だと思います。

制振ダンパーに関して

先日、制振ダンパーのデータ改ざんのニュースが大きく取り上げられました。

整建でも2年ほど前から来る大地震に備えてお客様の家に制振ダンパーを取り入れるようになりました。

制振ダンパーの役目は地震エネルギーをダンパーが吸収(約50%)し、建物へ伝わる地震エネルギーを抑えてくれることです。

熊本の地震や北海道の地震もそうでしたが、大きな揺れは1回だけではなく何回も起こります。耐震だけでは必ず限界があることから、導入を決めました。

整建が制振ダンパーに期待することは、家が倒れないことはもちろん、大きな揺れによる躯体(建物の構造)の損傷を防ぐことで大きな地震を受けてもその先何十年としっかりと住むことの出来る家です。

しかし先日の制振ダンパーのデータの改ざんのニュースにより、「本当に大丈夫か?」と思われているお客様も少なからずいると思います。整建で導入している制振ダンパーは、「日本制振システム株式会社」のMER制振ダンパーを使っています。

 

各社の制振装置の特徴を聞き、コストや効果、耐久性を考慮して「日本制振システム株式会社」のMER制振ダンパーを選びました。

こちらの会社のホームページでも今回の改ざんの件とは無関係であることは紹介されています。

参考:https://www.seishin-system.com/files/notice_20181018.pdf

今後、制振ダンパーはお客様の家を守るためにもしっかりとモノを見極めて採用していこうと思っています。

制振ダンパーに関するブログはこちら

「2017木構造教室」 制震ダンパーの可能性

 

 

 

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