'); } //-->
異常に暑い日が続いてます・・・
現場の職人さんも熱中症に細心の注意を払って頑張っていただいています。
長い記事になりますが、今後家を建てる際とても重要なことです。気になる方は最後まで読んでみてください。
_________
HEAT20の説明はこちら↓
https://www.heat20.jp/heat20towa.html
こちらだとまだわかりくいという方は「HEAT20とは」で検索していただくと解りやすく説明しているサイトなどもあります。
簡単に言えば、断熱性能を大幅に高めることで日々の快適性の向上と省エネルギー化が両立できる。
またグレードにも段階があり、現在はG1・G2があります。
G2とは・・・温度ムラを少なくし、住宅内の最低温度を13~15°以上に保ち、全館暖房が可能な水準 G1より上
そんな断熱性を備えていますが、完成は10月頃。となると、重要な真夏の室温データの採取が1年延びてしまいます。
なので工事中ではありますが、窓用エアコン4.5畳用を2階に設置して室温データを採ってみました。
45坪の家を4.5畳用エアコンで家全体をどこまで温度を下げることができるかを検証してみました。
整建ではお客様に家が完成する頃、どのくらいの容量のエアコンを購入したらいいかを、計算書と一緒にお渡ししています(断熱性能と開口比率、対象の床面積、設定温度などから最適な大きさのエアコンを計算します)
その計算に基づくと、モデルハウス内(吹き抜けリビング二階建て)を一つのエアコンで設定温度26℃にするには8~10畳用エアコンが必要でした。
また、条件を変えると夜間無人の状態で設定温度28℃にするには約4.5畳用(1500W)が必要でした。
窓用エアコンは能力が1400Wなので28℃くらいにはなるかなと予想しました。
まずは結果から 19:00~翌7:00までのデータです
クリックすると見やすくなります。
まず1階と2階の温度差が2℃以内に収まっています。断熱性が高く、高気密のため温度ムラがほとんどありません。
室温も目標温度付近まで下がってくれました。朝、現場に入っても結構涼しく感じました。
断熱やサッシなどは建ててから簡単に交換できるものではありません。
もし、高断熱化(特にHEAT20クラス)を建てる工務店などで選択できるのであればお勧めします。
無塗装 くり なぐり(かりまた)
整建では2年ほど前から胴差や梁などの構造材を国産ブランドでもある「吉野杉」を採用しています。
吉野杉を採用する前は地元の杉でもある三河材の桧や杉を使用していました。
三河材から吉野杉に変更した経緯しては
構造材は含水率20%以下の乾燥材を使用したい
↓
しかし、しっかりと乾燥していない材料で家を建てると家の重みを支えながら乾燥していくことになります。
そうすると、実は乾燥している材料よりもたわみが大きくなってしまいます。
三河材を使いたいけど、高温乾燥もちょっと・・・など悩んでいた頃、協力業者の方を通じて奈良県の製材会社と出会いました。
そこでは、全国でもまだ少ない「減圧乾燥」という乾燥技術を導入していました。
乾燥機内の圧を下げることで水の沸点を下げて、低い温度でも水分が抜けるようになります。
問題の油分は沸点が高いためしっかりと残すことが出来ます。
国産ブランドだけあり年輪もとても詰まっており、木目もとても美しく、乾燥してあるのにツヤもあります。現地まで足を運んだ甲斐がありました。
それ以降減圧乾燥された吉野杉を標準で使っています。
金額も交渉の末、格安で提供していただけることになり、お客様への負担も大きく増えずに済みました。
強度もしっかりと確保しているため、今まで使用していた桧と同じだけの強度があります。
木肌がとても美しく、乾燥した材料のため表面の割れもほとんどありません。
柱は今でも桧を使っています。
ご好評頂いている月に一度のぱん販売(豊橋アンプレシオンからお取り寄せ)ですが、