間取りと収納
家事導線を考えたとき、その家事はひとつでしょうか?
洗濯をしている時間は、洗濯だけ。掃除は1か所づつだけ。
ご飯の支度は切るだけ、炒めるだけ、洗うだけ…
そんなひとつづつの家事はありませんのよ、旦那さま。
昨年「名もなき家事」なんて言葉が話題になりましたね!
旦那さま・お子さまにはわからない本当に些細なひとつでも積み重なっていくと山ほどある名もなき家事たち。
常に流れるように、あれやってこれやって…と考えている主婦の頭の中。
カチカチと出勤までのカウントダウン、夕飯までのカウントダウン、寝かしつけまでのカウントダウン。
洗濯しながら洗い物を片付けて、子供の支度をしながら洗濯を干して。
あ、あれ取りに行かなきゃが遠いと往復時間のタイムロス!旦那さんにふさがれてタイムロス!子供がひっくり返ってタイムロス!
キャー今日もあれ出来なかった!!と出勤・就寝の毎日です(/ω\)(私談)
だから少しでも「時短」したいのが主婦の気持ち。
①回遊性の間取り
家事にとって大きな利点。こちらからもあちらからもアクセスできる。
ただ収納を回れる、家事を回りながら出きればよい。という計画ではうまくはいきません。
あの家の間取りがいい!も自分の行動パターンにあてはめると思っていたのと違うにつながってしまいます。
まずはご自分の家事パターンを把握すること。1日の家事スケジュールを書き出してみましょう。
②持ち物を把握して収納計画をたてる
収納にとっては「もの」の居場所を決めることも大切です。
「ものの居場所」を家族で把握・共有することで名もなき家事が一つ減るはず。
リビングに収納するもの、キッチン・洗面・玄関。
それぞれどこで使うか(その家庭により様々なはず!)を認識し居場所を決めましょう。
まずは今住んでいる仮住まいで始めましょう!住んでから…今は場所が…わかります!
計画の段階から物の量を把握することで、どの位置にどれくらいの収納が必要かが明確に。
収納用品の買い物も引っ越し後の作業もとても楽になりますよ!!
家族が幸せになれる間取りをしっかりとヒアリングしながらご提案していきます。