古材が見守る家

施工情報

木の家を望んでいたご夫婦は、当初、曾祖父が建てた築80年の古民家を改修しようと考えていましたが、予算の都合で断念しました。それでも、「古材や建具を再利用できたのは、木材に精通している『整建』さんのおかげ」と、ご主人は振り返ります。床にはヒノキの無垢材を使用し、和紙クロスや漆喰の壁、羊毛断熱材など、自然素材をふんだんに取り入れました。さらに、自然エネルギーを活用するパッシブデザインを採用し、古材を使いながらもBELS四ツ星を取得する省エネ性能に優れた住まいが完成しました。家の中を元気よく走り回る子どもたちの姿が、この家の心地よさを物語っています。