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大工さんの住む家を見学しました。
現在はこんな感じです。↓
現在は住む時には隠れてしまう壁や床の作業がメインです。
壁や床に断熱材を貼っています。
こちらが床↓
発泡剤を使用しています。
そして、壁にはサーモウールを使っています。
一般的に使うのはグラスウールですが、ここははやり自然素材が良いということで
羊毛を素材としたサーモウールを使用。
サーモウールは、結露しにくい、生活臭が消える、音を吸収する、等のメリットが
あります。
そして、ユニットバスが入りました。
バスタブは少し弓状に反っている新しいタイプ。
少し深めで、奥様と子供さんが一緒にゆったり入ることが出来るモノという理由で
このバスタブを選んだそうです。
使い勝手の良さそうなデザインですね!
日々家を造り続ける大工さんが、いったいどんな家を造るのか。
HARUは興味津々です!
そこで、ちょっと踏み込んで職人兼オーナーに聞いてみましたよ。
この家のメインスペースは16畳のリビング兼ダイニング。
家族は寝る時以外は常にここで生活するというのが基本の考え方です。
キッチンの収納部屋を設置し、冷蔵庫、食器棚などを収納し、システムキッチンの
周囲には物があまり出ていないスッキリとした台所に。
こうする事で16畳の生活空間を無駄なく快適にしたい。
そして、この部屋を広く明るくするため、少し2階を押し上げて吹き抜けと明かりとりを
作った。
との事でした。
オーナーは自然素材のこだわる整建の職人なので、木の家が当たり前!
そこで、あえて意地悪な質問をぶつけてみました。
『もしも半分の予算でプレハブ式(のような)の家が建てられたらどうする?』
「う~~~~ん」
意外に真剣に考えてくれました。
自分だけならそれでもいいかも知れないけど、子供たちの事を考えたら
やっぱり木の家!!
ひょっとしたら、目には見えない有害物質があったり、予測できない危険が
有るかも知れない。自分で作る木の家なら100%安心ですもんね!
豊川の現場に行って来ました。
サッシが入りました。
こちらはリビング・ダイニングの明かり取りの小窓です。
玄関のドアも入りました。
今日、この現場で作業をしてるのは整建の大工であり、この家のオーナーでもある
職人さんです。
そこで、突撃インタビューをしてみました。
『どんな家にしたいですか?』
と、漠然とした質問に対し、
『サッパリした家』
とのお答え。
う~~ん、お答えも漠然としてますね~。
掘り下げて言うと、
シンプルでモノが雑然と置かれていないスッキリとした家
だそうです。
その為に考えた工夫などは次の記事に続きます。
昨日、作業場でのお仕事を撮影しました。
この日行われていた作業は、2階の梁として使われる木材の加工です。
こちらはカット前。
カットしました。
これだけ見ても、「なんのこっちゃ?」と思いますね。
解説しましょう!
まずは ↓ のように墨付け(下書きでしょうか…)をします。
木をガッチリと組み合わせる為に必要な形にカットします。
青い部分がカットされ、凸の形状になります。
つまり、こちらが梁のオス。
こちらがはめ込む反対側。メスの方は胴差しと呼ばれます。
1本1本、丁寧に加工していきます。
この2階の梁を加工するだけでも1日では終わらないそうです。
プレカットであれば、こんな手間はかからないですね。
しかし、ご覧の通り柱と梁を直接組み合わせるワケですから、強度の違いは一目瞭然!